酵母331(サミー)株

はじめに

高齢化社会を迎える日本では、運動器(身体運動に関わる骨、関節、筋肉などの総称)疾患に悩みを持つ人が増加傾向にあり、ロコモティブ・シンドローム(運動器症候群)が重要な問題となっております。

ロコモティブ・シンドロームとは、加齢に伴う筋力の低下や関節、脊椎の病気、骨粗しょう症などにより運動器の機能が衰えて、要介護や寝たきりになってしまったり、そのリスクの高い状態を指します。
現在、日本における患者数は4,700万人とされ、変形性膝関節症だけでも2,530万人との報告もあります。

本ページでは、ロコモティブ・シンドロームの予防や改善、変形性膝関節症 、うつ病、肝機能改善に期待ができる原料
酵母331(サミー)株」をご紹介いたします。

是非ご一読、ご活用いただけますと幸いです。

「酵母331(サミー)株」開発ヒストリー

酵母331(サミー)株」はS-アデノシルメチオニンを天然含有する酵母です。

高齢化が進む日本では、変形性膝関節症などの「ロコモティブ・シンドローム」が国民病となりつつあります。
また、高齢者のみならず、足腰を使うことが少なくなっている現代社会においては、 全世代の方々に注意が必要です。

症状が悪化すると、人工関節をいれたり、寝たきりになってしまう可能性があります。

当社は、年齢に負けず、元気に動ける日々をいつまでも過ごせるように、
本当に効果のあるものを開発したい!という思いから「酵母331(サミー)株」の開発に乗り出しました。

発酵専用工場を保有するほど熟達した発酵技術を駆使し、パンの発酵などに用いられている酵母の中で「S-アデノシルメチオニン」の産生量が多い独自株を見つけだし、「酵母331(サミー)株」と名付けました。
有用性評価が確立している成分と同成分を含んでいるほか、天然由来の成分のため、安心してお使いいただけます。

「S-アデノシルメチオニン」とは?

S-アデノシルメチオニンは、人や動物の体内にもともと存在する物質です。

元々、ヨーロッパや欧米でうつ病や肝疾患の治療薬として 長年使用されている成分で、様々な臨床試験が実施されています。
投与後の試験データには、膝関節の調子が良くなったという症例が多くあったことから、関節症への臨床試験も実施され、その有効性と安全性が確認されています。

S-アデノシルメチオニンは、非常に不安定な成分で、欧米ではトシル酸などをイオン結合させて安定化させた合成物の「S-アデノシルメチオニン塩」が使用されていますが、日本では合成の「S-アデノシルメチオニン」は、医薬品成分とみなされるため使用出来ません。
そこで、天然で「S-アデノシルメチオニン」を含有する酵母を培養し粉末化したのが当社原料「酵母331(サミー)株」です。 天然のため、食品として一般食品やサプリメントにご使用いただけます。

また、「S-アデノシルメチオニン」には大きく分けて「R-S型」、「S-S型」の2種類が存在していますが、 当社原料「酵母331(サミー)株」に含まれる「S-アデノシルメチオニン」は、人の体内に存在しているものと同一の「S-S型」のため、 体内での利用率が高く、より優れた効果を発揮します。

「酵母331(サミー)株」の特長

「酵母331(サミー)株」には、以下のような特長があります。

分子量が小さい

関節の痛みを和らげるためには、軟骨や関節液に栄養を与えることが必要です。

しかし、軟骨自体には血管が通っていないため、骨を伝って軟骨・関節液に栄養を届けることは困難です。また、関節を包むように滑膜が存在し、関節のサプリメントとして一般的に使用されるコラーゲン、ヒアルロン酸、コンドロイチンなどの分子量が大きい成分は、滑膜を通過することができません。

それに比べ、「酵母331(サミー)株」に含まれる「S-アデノシルメチオニン」の分子量は400程と小さいので、滑膜を通過し、軟骨、関節液へと届き、栄養を与えます。それにより軟骨組織を構成する成分であるプロテオグリカンなどの合成を促進し、痛みを緩和します。

少量摂取で有効

関節のサプリメントとして一般的に使用されるグルコサミンが 1日の摂取目安量を約1,000~1,500mgとしているのに対し、 「酵母331(サミー)株」は約400~600mg(「ホルス SAMe-10」として)と少なく、摂取しやすくなっております。

また、グルコサミンは甲殻類由来のものが多く、アレルギーの不安があるのに対し、「酵母331(サミー)株」は酵母由来の天然成分のため、甲殻類アレルギーの方も安心して摂取できます。

人はもちろん、ペットにも使用可!

「酵母331(サミー)株」の効果は人のみに留まらず、大切な家族の一員である愛犬、愛猫にも与えられます。
犬の肝機能に対する有用性はすでに論文にて報告されており、関節への有用性に関しても症例研究を行いました。

【ホルス SAMe-10】

No. 成分名(表示例) 含有量(%)
1 酵母(日本製造※) ※原産地表示が必要な場合 100

臨床試験データ(内服)

クリニックとの症例研究により、200例以上の臨床試験データがあり、「酵母331(サミー)株」の有効性および安全性が確認されています。
なお、本試験には、「酵母331(サミー)株」を含有する原料「ホルス SAMe-10」を主成分としたサプリメントを使用しております。

関節の痛みの自己評価

16週間にわたり、変形性膝関節症への効果や痛みの軽減の変化を自己評価や医師による問診等で、主観的・客観的に評価を行いました。

関節の痛みの自己評価では 参加者のほとんどの人に痛みの改善がみられました。

<試験概要>

  • 実施人数:12名
  • 摂取量:600mg/日
  • 期間:16週間

協力:三井弘整形外科・リウマチクリニック/清水整形外科クリニック

出典:2014年10月国際機能性
食品学会(ISNFF)2014より

痛みで困難と感じやすい各動作においても、
約70%以上の人に症状の改善がみられました。

平地を歩く
「極めて困難」と感じていた約42%の人が4ヶ月(16週間)後には0%になりました。
床・椅子から立ち上がる
「極めて困難」と感じていた約75%の人が4ヶ月(16週間)後には12.5%に減りました。
階段を昇る
「極めて困難」と感じていた約75%の人が4ヶ月(16週間)後には12.5%に減りました。
階段を降りる
「極めて困難」と感じていた約67%の人が4ヶ月(16週間)後には12.5%に減りました。

エコーによる炎症の評価

エコー(パワードプラ)による炎症の評価

変形性膝関節症における、関節腔内に起きた炎症についてエコーで測定しました。

ホルス SAMe-10」配合サプリメントを服用したところ、
炎症を緩和することが認められました。

<試験概要>

摂取量:600mg/日
期 間:16週間
協 力:清水整形外科クリニック
出 典:一般社団法人 日本臍帯・胎盤研究会(現:日本臍帯プラセンタ学会) 2015年秋季セミナー
16週間の服用により、
炎症を緩和することが認められました。

関節軟骨の厚さへの影響

関節軟骨の厚さをエコーで測定した結果、比較対象群は軟骨が減少したのに対して、
「ホルス SAMe-10」配合サプリメント服用群では、軟骨の厚さの減少を抑える効果が示されました。

ひざ軟骨の厚さの減少症例率

増加 変化なし 減少 ひざ軟骨の減少症例率
「ホルス SAMe-10」配合
サプリメント服用群(15例)
1例 13例 1例 6.7%
プラセボ群* 0例 1例 5例 83.3%

ひざ軟骨の厚さの変化

開始前 終了時 ひざ軟骨の減少症例率
「ホルス SAMe-10」配合
サプリメント服用群(15例)
1.70 1.70 減少
まったくなし
プラセボ群* 1.75 1.60 -0.15

<試験概要>

  • 実施人数:SAMe群 15名
  •      プラセボ群 6名
  • 摂取量:600mg/日
  • 期 間:16週間

*非ステロイド性抗炎症剤を使用

協力:清水整形外科クリニック

※平均値(mm)

出典:2015年10月 一般社団法人 日本臍帯・胎盤研究会(現:日本臍帯プラセンタ学会) 秋季セミナーより

ヒアルロン酸注射投与数の減少

変形性膝関節症の方の多くが、ヒアルロン酸注射を治療として受けていますが、月に1~2回の注射が平均的です。
「ホルス SAMe-10」を配合したサプリメントを摂取したところ、ヒアルロン酸注射投与数が減少しました!

「ホルス SAMe-10」を配合したサプリメントを取り入れたクリニックでは
ヒアルロン酸注射投与数が

月に600回 ➡ 月に100回に減少!

患者ひとりあたりの負担は

月に1~2回 ➡ 3ヶ月に1回、または半年に1回に減少!

協力:三井弘整形外科・リウマチクリニック

人工関節置換手術回数の減少

症状が進み、人工関節を入れなくては動かせない状態になると、手術を行います。

「ホルス SAMe-10」の服用を2年間続けた結果、
年間30件ほどある人工関節置換手術実績がほとんどゼロになりました。

協力:三井弘整形外科・リウマチクリニック

ペット

変形性膝関節症やその他疾患への効果や、痛みの軽減、関節の動きの変化を客観的に判定しました。

飼い主と獣医によるペット(犬)の日常動作、
検診の評価スコア

サプリメントを投与することで、動作および健康状態の改善が確認できました。

<試験概要>

  • 匹 数:試験群12匹
  • 摂取量:5kg未満…100mg
  •     5kg以上20kg未満…200~300mg
  •     20kg以上…400mg以上
  • 期 間:16週間
  • 協 力:白金高輪動物病院

化粧品にも配合可能に!

一般的に流通している「S-アデノシルメチオニン」を天然含有する原料は、水または油への溶解性が悪く、化粧品への配合が難しいという問題がありました。そこで当社は、酵母331(サミー)株の培養液調整物を遠心分離して得た上清を用いることで、溶解性に優れた原料開発に成功し、世界で初めてクリームなどの化粧品への配合を可能にしました。

また、「酵母331(サミー)株」を含有する化粧品用原料「ホルス 酵母エキス-SAMe」を配合したクリームによる臨床研究の結果が、医学誌である「医学と薬学」にも掲載され、内服と同様にその有用性が確認されております。

【ホルス 酵母エキス-SAMe】

No. 化粧品表示名称 INCI名称 含有量(%)
1 サッカロミセス溶解質エキス液 Saccharomyces Lysate Extract Filtrate 98.0
2 クエン酸Na Sodium Citrate 1.0
3 フェノキシエタノール Phenoxyethanol 1.0

臨床試験データ(外用)

変形性膝関節症、リウマチ(関節炎)を有する患者を対象とし、関節痛に対する効果を検討しました。 臨床成績についてはHSSスコア(Hospital for Special Surgeryの膝関節機能評価)に準じ、4段階(優、良、可、不可)で評価しました。

HSSスコアにおける臨床試験の結果

<試験概要>

  • 実施人数:39名
  • 試験製剤:「ホルス 酵母エキス-SAMe」70%配合クリーム
  • 期 間:6ヶ月~2年(平均1年2ヶ月)
  • 協 力:三井弘整形外科・リウマチクリニック

使用前、「優」の評価を得る人はいませんでしたが、使用後の評価では、
約95%の人に「優」または「良」という評価が増え、改善傾向がみられました。

おわりに

本ページにて、 「酵母331(サミー)株」についてご紹介させていただきました。 高齢化は人だけでなく、ペットも同じように問題になっています。健康で元気に過ごすため、ロコモティブ・シンドロームの予防に役立つ原料としてお使いいただければ幸いです。

より詳しい情報をご希望の場合は、下記までお気軽にお問い合わせください。

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03-5328-9331
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